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2015/05/28

今日、ネットを見ていたらこんなニュースを見つけました。

▼銀座のクラブママが夫に「枕営業」 妻の賠償請求を棄却

事件の内容としては銀座のクラブのママが客に対し枕営業を含む営業活動を展開、それに対して客の妻側が精神的苦痛を理由とした損害賠償を請求して争ったもの。法廷では「枕営業は売春と同じく職業として性交渉をしていた」ものであり「結婚生活の平和を乱さない」とされ、賠償請求は棄却されました。

この記事にもありますが、通常、婚姻している男女の一方とそれと知りながら性交渉をしている第三者がいる関係は不倫とされ、されていないほうに対して共同で損害賠償を追うというのが通例です。
……ですから、この判例は水商売経験者としても正直びっくりしてしまいました。

で、枕営業は果たして不倫なのかどうなのか?
わたしは職業としての売春を肯定していますし、枕営業についても同様に考えます。
でも、それが「不倫」になるかどうかは人によってさまざまかなとも思うのです。

個人的な見解ですが、「不倫」って感情としての根拠があるような気がするんです。
結婚してるけどAさんが好き、というような、ちゃんと恋愛感情がある気がする。
風俗嬢は基本的にそこまでお客様に入れこまないように自分の感情をコントロールしようとする心理が働きますし、水商売であれば余計でしょう。
水商売においては「枕営業」は取っておきの切り札でもあるので、やはり安易に使わない。
なぜなら、「体で釣った」というのは水商売の倫理からすれば反則ですし、それを持って非難されることは往々にしてあるからです。

もちろん、水商売をしていたってお客を好きになってしまうことはあるでしょうし、その結果恋愛に陥ることもあるだろうけれど、それは職業的打算を超えた感情でしょう。
そこまで行けば、不倫とされるのも納得です。
だって、「妻がいる」ことを知っていて好きになったのだから。
同じ女性として、妻である女性に対して葛藤も生まれる。そういう関係はまさに恋愛状態なわけで、それは不倫であると思うのです。

でも、職業的に性行為をする女性に通い続ける男性はどうなんでしょう?
それは不倫じゃないのか?
風俗嬢としては職業だけれど、通う男性の意識が不倫状態であることもありえます。また、逆に風俗嬢のほうがお客様に惚れてしまうこともあり得る。

元風俗嬢として、そして一人の女としてもしばらくこの問題で悩んでみたいと思います。

2015/05/28 06:13 | 業界のお話 | No Comments

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