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2015/12/31

皆さん、おはようございます。

今年の終盤は慌ただしい時期となりました。
10月16日にこれまでのぼんちオペラのグループで
新団体を立ち上げました。
この10月16日の公演「ドン・ジョヴァンニ」も大変でしたが、
新団体の立ち上げにともない、
色々な話が浮上してきて、責任が大きくなり、
6月から勤務していたお寺を退職することになりました。
これが11月のことです。
そして12月は年末のコンサートが重なり、
同時に来年の準備を始めなければならず、
神経をすり減らすこととなりました。

お蔭で不義理するところも多くなりましたが、
未来へ向かって着実に進んでいることを以て
ご容赦いただけたらと思います。

詳しくは新年のご挨拶にて申し上げますが、
ぼんちオペラのグループでしかなかった我々、
これからは規模を拡大していきます。
これまで培ってきたものを、
外に向かってぶつけてみる時が来たようです。

音楽というのは、一人では出来ません。
仮に、音楽行為そのものは一人で出来ても、
それを広く周知し、運営することは一人では出来ません。
それが出来る人もいるようですけども、
私に出来ることではありません。
でも、どこにもないものを創り出す自信だけはあります。
ええ、それしか自信ないのです。
他のことはダメ人間です。

似たようなことがお坊さん業務にも言えるような気がします。
私は拝むことは、それほど質の悪い人間ではありません。
祈祷についても、それなりに能力はあるようです。
つまり、成果はそこそこ期待していいと思います。
音楽におけるこの状況は祈祷能力に支えられてもいます。
しかし、無難な人間であることは出来ません。
万人に好かれる態度を身につけることも出来ません。
「功績を残さなくてもいいから、無難であれ」
こういった組織の一員に求められる態度でいることは、
私には無理な相談です。

音楽家はこの逆です。
成果さえ出せば、みんなに多大な迷惑が出るような、
そんな重大な欠陥でもない限り、
多少の難は目を瞑ってもらえるのがこの業界です。
逆に無難なだけでは淘汰されてしまいます。
こんな180度態度の違う世界の両方に、
どっぷり身を漬けることなど、到底不可能です。

ですから、私は音楽家をメインとします。
しかしながら、お坊さんとしてのスキルはありますし、
還俗するつもりは毛頭ありません。
何より私は、宗教家です。
宗教家としての精神を音楽にもろに反映しますし、
それが私の宗教活動のメインでもあります。
同時に、お坊さんとしてのスキルも活用します。
ご供養、御祈祷、葬儀なども承ります。
つまり、他人が住職の寺の看板を背負いはしないが、
個人的に坊さんの仕事は受けます、ということです。

今後はこのようなスタンスで生きて参ります。
来年もよろしくお願い致します。

2015/12/31 06:27 | 坊さんからの話, 私の説明書, 雑筆 | No Comments

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