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2013/11/27

皆さん、おはようございます。

私は指揮をしていますけれども、
指揮を他人に習った経験はありません。
講習会に出たことがないわけではないけれど、
それは振ることの講習というよりは、
指導者研修というか、練習の進め方の講習です。

では私の指揮は何をどう考えてしているのか、
といえば、それはアクセントとアーティキュレーションの指示、
という二つに集約されると思います。
フレーズのどこにどういう重みを置き、
どのような切り口の発音をするのか、
といえば、多少噛み砕いた言い方でしょうか。

そして、これはどんな指揮者でもそうでしょうが、
振り下ろす時よりも、振り上げる時の方が、
遙かにエネルギーや力を使っています。
テンポ、強弱という基本設定が、
すべてそこに込められてしまうからです。
これを伝え損ねると、意図通りの演奏にはなりません。

プロの方には釈迦に説法かもしれませんが、
これらのことをわかった上で、
私の指揮に対応して演奏していただきたいものです。
拍を演奏者に提供し続けることは私の業務ではありません。
一応拍は刻んでいますが、
それは、「いつ拍を刻むか」が問題なのではなく、
私が示しているのは、「どのように拍を刻むか」です。

そしてそのことは、
「どのように音楽を展開していくか」
ということと同義語なのです。
それは、「どのように時間を使うか」
という人生の問いを形成しています。

まさに、音楽は人生そのものなのです。

2013/11/27 01:23 | 私の説明書, 音楽理論 | No Comments

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