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2010/09/06

皆様、おはようございます。

さて、それでは本題に復しましょう。
内容をお忘れの方は、同タイトルのその1より
読み返してみて下さいね。

ダブルオペラの激務を終えて大阪に帰った私を待っていたのは、
まずは私が演出と指揮をする「フィガロの結婚」について、
私から演出が奪われたらしい、ということでした。
らしい、というのはなぜかというと、
協会のホームページに掲載されたオーディション要項に、
演出としてY氏の名前が載せられていたからです。

続いてY氏から電話があり、
その電話では提案として、指揮だけすることを言われたのですが、
おそらくはすでに決定を出してしまってから、
あたかも提案であるように言ってくる、という
Y氏独特の手口だったのかもしれません。
まあ、ひょっとすると、私がそれすら拒否する可能性も見越し、
その場合は「じゃあ降りてくれ」という筋書きだったのかも。(笑)

私はそこはすんなりと了承しました。
次に待ち受けるのはオーディションです。
オーディション会場に着いた私にY氏は、
かなりぶっきらぼうな口調で、
「このオーディションは君のオーディションでもある」
と通告してきました。
Y氏のオーディション方法は、受験者に文句をつけ、
即座に直せるかどうかも見る方法なんですが、
それを私にやらせ、指揮者としてのオーディションもする、
という変な通告をしてきたわけです。

ちなみにこの方法、Y氏にとっては指導者として、
練習のスタートでもあるのです。
とはいえ、それは音楽的な意味以外の、
歌手たちとの駆け引きの先手をとる、という意味においてです。
オーディションでさんざん文句をつけ、
「これでは到底無理だと思うんですけど、
 もし合格させた場合、かなり頑張ってもらえますか?」
このようにもちかけます。
相手が「はい」と言ったらそれを言質として、
練習では服従させよう、チケットノルマにも文句を言わせない、
という一種の機先を制する目的があるわけです。

この日のY氏の態度たるや、
これまでの友情はどこにいったのか、というほどひどいもので、
私は爆発しつつ帰途につきました。

ここからY氏と私の、泥沼試合が始まったわけです。
この後、仮にも指揮者である私に対して、
無謀な要求がY氏から出されることになります。
次回はその攻防戦について書くことに致しましょう。

2010/09/06 10:08 | 私の説明書 | No Comments

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