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2011/08/12

2011年3月11日の東日本大震災から5ヶ月が経ちました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々の一日も早い復興と安心の日々を心よりお祈り申し上げます。

 

■ 「海中の放射線量測定調査」

先月、伊豆の有名なダイビングスポットである大瀬崎と伊豆海洋公園の海辺と海中の放射線量を測定してきました。


photo by Ayano Suzuki

 
福島第一原発より海水中に放出された放射性物質による不安からか、ダイビング人口は激減しています。風向きや潮の流れから考えても、放射性物質の飛散量が少ないと考えられる伊豆においても、その影響は計り知れません。

この度、ダイビングを楽しむ皆様の不安と疑問に答えるためにも、伊豆のダイビングスポットにて海辺と海中の放射線(ガンマ線)量を測定してきました。ダイビング中に、海中でどれだけのガンマ線を被曝するかの調査です。

この調査は社団法人レジャー・スポーツダイビング産業協会主催で行われており、
Blue ECO Diving のHP(URL:http://www.diving.or.jp/)にて、数値を正式発表しています。

 

測定結果はこちら↓

大瀬崎 http://www.diving.or.jp/news/20110712.html
伊豆海洋公園 http://www.diving.or.jp/news/20110713.html

これらの数値を見て、どう思われますか?
 


写真:花村一昇
 
 
使用したガイガーカウンターは、
ウクライナ製のTERRA、MKS-05、各種の証明書が添付された信頼性の高いものを使用。
水中ハウジングはアクリル製、厚さ5mm程度、DIV工藤昌夫様に作製して頂きました。
α線は遮蔽され、β線もほぼ遮蔽されるため、γ線のみの計測になります。アクリル製の水中ハウジングに入れても、ガンマ線量の数値が変わらないことを確認しています。
 
 
 

http://diver-web.jp/category/monthly/

詳細は、8/10発売のダイビング雑誌「月刊ダイバー」に記事として書いていますが、(文:鈴木あやの

本調査より、伊豆の西側・東側における放射線量に差異は無く、
いずれも陸上よりも海中、更に、水深を下げるにつれ、ガンマ線の被曝量が減少することが分かりました。

陸上に浮遊もしくは堆積している放射性物質から放射されるガンマ線が海水により遮蔽されたと考えられます。

しかしながら、ガンマ線を放射している核種や、ベータ線やアルファ線などのガンマ線以外の放射線量、
また、海水中にどのような放射性物質が存在するかはこの調査では分からないため、
「安全」だと述べるためには、今後更なる調査を行う必要があります。

今後も継続して全国の海中を測定・発表していく予定です。

 
 

■ 月刊ダイバーweb版 の記事にも詳細が載っています。 
是非こちらもご覧下さい。 https://www.diver-online.com/special/detail/id/29/

 
■ 読売新聞 (静岡県版朝刊2011年7月15日), よみうりオンラインにも紹介されました。

■ 関連記事 スキューバダイビング.jp
伊豆の海中の放射線量を測定・空気中より低い結果に
http://www.scubadive.jp/news/?p=4892

 

 
 

 ■■■ ドルフィンスイマー・水中モデル・イルカ写真家  鈴木あやのHP ■■■
http://ayanoo.com/

 
 ■ facebook : Ayano Suzuki
 ■ twitter : ayano219

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「イルカの瞳に魅せられて ~水中モデルという仕事~」