2009/09/26

私事ですが、小学1年生になる娘がおります。

ヒマがあるとモールに行ってウインドウショッピングがしたいと言うくらいおしゃれ大好きなのですが、学校で仲良くなったお友達を呼んでうちで遊んでいるときに驚くことを耳にしました。

「Dちゃん(娘)、黒くてまっすぐな髪、いいな、私もそんな髪になりたい!」

そのお友達は常々うちの娘が  「ママ、Mちゃんみたいなキラキラしてクルクルした髪になりたい」 と言っていたほどのきれいな金髪。

日本人なら金髪に憧れるのは当たり前だけど、まさか逆にまっすぐな黒髪に憧れると言われるとは!と耳を疑ってしまいました。(後日談:実際、そのMちゃんはヘアアイロンを買って試したそうです)

そんなことを考えながらファッション雑誌をながめていたら、あれ、今年の秋は特にまっすぐ前髪パッツンのモデルさんが多いかも?と思いました。

↓こちらはコンバースのチャックテイラーの広告。グランジな感じがとても良いですね。

コンバース

↓こちらはスモーキーアイで、さらに崩した風。BFパンツなんかが似合いそうですね。

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極めつけは、ヴァネッサ・ハジェンズ。これは何かの雑誌の取材風景だったと思うんですが、かなりお気に入りのようでした。

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いずれにしてもメイクはリップの色を抑えることに特徴があるようです。当たり前だと思っていた黒髪も、こんな風に注目されると日本人としては、なかなか悪い気しないですね。

2009/09/26 05:28 | 未分類 | No Comments
2009/08/24

いつの時代もカメラのフラッシュを浴びるのはすらりとした美しい女優さんやモデルさんたち。そんな彼女たちのファッションの拠り所となるのがスタイリストさんです。

今までならスタイリストさんといえばジーンズ姿に髪を後ろでまとめて・・・と、概して影の存在という概念で見られていたと思うのですが、 最近はその傾向が変わってきたように思います。どんどん自分のスタイルを表に出し、まさにトレンドリーダー的存在になりつつある。

日本だと梨花さんを支える風間ゆみえさんなどが有名ですが、ハリウッドでは「レイチェル・レイ」の名前を知らない人はいないほど。リンジーローハン、ミーシャバートン、ニコールリッチーなどのスタイリストをする傍ら、雑誌の編集に携わったり、アパレル企業との提携、さらには自分のブランドも出している、まさにスーパーウーマンなのです。

rachel_zoe_project2.jpg

レイチェルのスタイリングのどこがすごいのかいうと、たとえばこちらのMarc by Marc Jacobsのドレス。なんだか昔お母さんが着ていたワンピースのようで、合わせ方によればちょっと昭和の匂いすら出てしまいそうなのですが・・・・

marckaleodoscoope1.jpg

彼女の手にかかるとこのようになります。(右赤枠内)rzproject.JPG

彼女の場合は、アンバランスさがとても絶妙で、その「自分にもできそう!」な印象がセレブやファッション業界の人だけにとどまらず多くの女性を惹きつけるのでしょう。

ちなみにレイチェルは、素敵な洋服やアクセサリーを見つけると「I DIE!(好き過ぎて死にそうの意)」と言って小さな子どものようにはしゃぎます。とても自分の感覚に正直で、揺らぐことがない。小さい頃から着せかえごっこが大好きで、根っから庶民的な女性なのです。

ファッションについては専門的に学んだことがなく、人気デザイナーからご指名を受けることも多いため、時にはやっかみ、嫉妬の対象にされて傷心することもある彼女。それでも精力的に表裏の両方の舞台で活躍する姿を見るにつけ、彼女の動きからますます目が離せそうにありません。

2009/08/24 01:38 | 未分類 | No Comments
2009/06/26

その後皆様いかがお過ごしでしょうか?

私の住んでいるアメリカ東海岸は、梅雨のようなさっぱりとしない日が何日も続いたかと思うと急に真夏の太陽が照りつける・・・という妙なお天気です。そのせいでなかなか直らないと評判の悪い夏風邪を引いてしまいました。

さて、話は変わりますが、昨今のニュースで、アメリカでも人気のアパレル企業が東京を中心に日本に進出している様子が伝えられていました。

先発のH&MやForever21 に引き続き今年の冬にはアバクロも進出するそうですが、今まで日本になんでなかったんだろうという気がしないでもないですね。実はForever21 もアバクロも一度撤退しての再出発だそうです。アバクロに関しては何度も頓挫した噂のある企業。日本に進出したいのなら本社からマネジメントを寄こすのではなく、コカコーラやマクドナルドを見習って現地のマネジメントに任せるのが鉄則という話を聞きますが、今度こそ受け入れられるのでしょうか?

ikeastore1.jpg

日本に一度進出していて撤退したことが知られていないのがIKEA。昔は値段が高いばかりで 、日本の家具市場を読み間違えてしまったことが明らかな原因だったようです。

経営だけでなく、ところ変われば変わるものの中に、企業の名前が挙げられます。IKEAも、日本では「イケア」と発音するようですが、アメリカでは「アイキア」と呼ばれています。IKEAの本場スウエーデンでは日本の発音と同じようですので、アメリカだけが異種なのだと思います。これと同様にチョコレートの「GODIVA」もアメリカではゴディバではなく、ゴダイバ。どうにもアメリカ人は「I」を「アイ」と発音したいようです。個人主義ゆえでしょうか?

発音が違うといえば「Costco」。私も渡米当初はなんて発音するんだろうと思っていましたが、「カァスコ」に近い発音が正解です。日本から遊びに来た友達が「コストコ行きたい」というので、発音が違うんだと気づいた次第でした。


バイヤーをやっていると商品名が違っていて戸惑うこともあります。子どもを乗せるバギー、昨今ではおしゃれなブランドとのコラボが増えてかわいい商品が増えていますが、このバギー、そのままでも通じないことはありませんが、アメリカでは「Stroller(ストローラー)」と呼ばれることが多いのです。

(画像はマクラーレン社と楽しいバッグのデザインで知られるルル・ギネスとのコラボ商品)

luluguinessstroller.JPG

あと、日本のお客さんに頼まれて探したことがあるのですが、美容のホワイトニング。日本なら肌のホワイトニングがまっさきに頭に浮かぶと思うのですが、アメリカで「ホワイトニング探してるんですが・・・」とたずねると「え?歯磨きの?」と聞き返されます。今後アメリカのコスメでも美肌用ホワイトニングを取り扱うところが増えてくるかもしれませんが、現在は日本の化粧品メーカーが主流です。

商品名で一番困ったのがこちら「キャスケット」です。

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原語はフランス語の「鳥打帽」から来ているらしいのですが、英語で「Casket]と言うと、なんと「棺」を意味してしまうのです。この夏、アメリカでお買い物される機会のある方、ところ変われば名前も変わる、です。くれぐれも「キャスケット探してるんですが・・・」とお店の人に言ってしまうことのないように、お気をつけくださいませ。

2009/06/26 03:33 | 未分類 | No Comments
2009/06/03

blueskywmonument.jpg

みなさんこんにちは、こちらアメリカ東海岸は先週末にプール開きがありました。みなさんの所ではいかがですか?

プールといえば、青い空。こんなにも空が広いからアメリカにはきれいな色のものが多いのよ、なんて言われて「本当に?」と以前は思ったものでしたが、日本から戻ってくるとやっぱりアメリカの空は広く感じるかもしれません。

洋服の色もはっきりしているせいか、「アメリカのお洋服は色がかわいい♪」と言われてモールを見渡すと、そんな気もします。
colorpallete.JPG

日本で洋服に使われている色とアメリカのものとの違いが一番はっきりしているのは、ピンクだと思います。日本でだと「桃色」「ショッキングピンク」が主なピンク色だと思うのですが、アメリカではピンクの中にも「フーシャ」「マジェンタ」「ラズベリーピンク」「バイオレット」「コーラルピンク」「パール」などなど主なピンクだけでもたくさんあって、どの色がどの名前だったかこんがらがります。

それでは最近日本でも人気のヴィクトリア シークレットのサマードレスの中からざっとピンク色のドレスを挙げてみましょう♪

↓こちらはこんがり焼けたお肌にぴったり。白いサングラスをトップに、白い水着を合わせるとストラップが見え隠れたりして引き締まったアクセントになりますね。apricot1.jpg

↓こちらは甘ぁい感じで。この素材でこのお色だからこそ、ドレープと首周りのリボンが生きますね。

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↓こちらは少し赤みが強いイチゴピンク。元気な笑顔が最高のアクセサリーです。つばの大きいハットをかぶればさらにかわいくしてくれそうですね。

strawberry.jpg

↓最後は私のお気に入り。黒のクラッチで決めて、ワイン片手にこれでホテルのカジノに繰り出したい!そんなドレスです。(でも、私、お酒、一切飲めません 汗)paradise.jpg

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2009/06/03 04:48 | 未分類 | No Comments
2009/04/11

前回、バイヤーというお仕事について書かせていただいてからあっと言う間に時間が経ってしまいました。申し訳ありません m(__)m
最近あまり体調が良くなくてバイヤーのお仕事も少し控えているので、今回は前回の記事にいただいたご要望の中から、日本からの逆輸入のファッションについて書いてみたいと思います。

数年前から店頭でよく見かけているものが「ラップドレス」です。
日本の着物スタイルを真似たものとして、ときどき「KIMONOドレス」として紹介されていることもあります。要するにフロントが交さしているドレスなのですが、見ごろが右前になっていても「死装束」などと細かいことは言いません。昔のハリウッド映画で、バービー人形みたいに大きめのヘアスタイルでおめめぱっちりの女優さんが部屋着として薄い着物を羽織っていることがありますが、感覚的にはほとんど同じかも。生地は薄めでひらひらした袖が特徴です。

ふだん、Tシャツにジーンズといういでたちの多いアメリカ人女性ですが、ちょっとディナーにとか、ちょっとお友達にお呼ばれしたので、というときにこのラップドレスが大活躍のようです。

一見、胸が豊かな人じゃないとダメかな?と思われがちですが、意外や意外、日本人の体型にもよく似合うドレスです。

下の画像は、NYの有名なデザイナー、ダイアン・フォン・ファステンバーグのもの。柄もアジアンを意識したものになっています。

dvfwrapdress1.JPG

こちら↓はドレスとしてもシャツワンピとしても着ていただけるもの。白Tシャツ×ジーンズのシンプルな組み合わせがこの一着だけでぐんと女性っぽくなりますね。

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ダイアンのものを2着ご紹介しましたが、そこまで手が出ないわ、という方には下↓のようなバナナリパブリックがおすすめです。昔、お母さんが着ていたような印象のドレスですが、あまりカラフルなものがお好みでない方には、秋口など少し涼しい風が吹き始めた頃にシックな感じがちょうどいいのではないでしょうか?

banarepwrapdress.JPG

ということで今回は、アメリカではもうしっかり定着した感のあるラップドレスを、ご紹介してみました。夏場、実はとっても涼しいという利点もありますので、勇気が出ないわとおっしゃっていた方も、一度お店で袖を通されてみてはいかがでしょうか?(しかも男性受けがとてもいいですよ!)

2009/04/11 02:52 | バイヤー | No Comments
2009/03/04

主婦の片手間でやっているとはいえめずらしい職業のためか、私バイヤーですと言われてもピンとこない方も多いはず。

 「バイヤーの仕事っていったいどういうことしてるの?」「なーんかお金のことばっかりであんまりお付き合いしないほうが・・・」などと言われていないか心配になります。そこで今回はバイヤーという仕事について少しお話を。

 

☆流行を追う仕事☆

スタイリストさんと同様、バイヤーは流行を追う仕事です、なんていうとカッコいいかもしれませんが、私の場合、要するに、お客様がお探しのものをアメリカで買って日本のお客様にお届けしているという、簡単なこと。けしてノーベル賞をいただくようなことはいたしておりませんっ(苦笑)

どんなものをお届けしているかというと、一番多いものは日本で流行っているけれどレア品だったり高価だったりしてアメリカのお店で直接買ったほうがメリットが大きいものがトップにきます。「日本にはまだ未入荷」という商品だと特に価値が高いように思います。

 

☆バイヤーをやる上でのむずかしさ☆

むずかしいのは、「日本での」流行をいちはやくキャッチすること。以前だとアメリカと日本のファッションの時差は以前は1年以上と言われていましたが、最近だと日本特有の流行もあってアメリカに逆輸入されることもあるため、一概にはいえませんが、物によれば数ヶ月しか違いません。 今流行っているものは、今、売ってなきゃ意味がない。アメリカで安く買えるようならさっそく入手します。

そこでバイヤーとして不可欠なのが、昼夜、一生懸命ネットで有名なモデルさんやスタイリストさん達が着ているものの情報を収集することです。昔は雑誌を講読するくらいしかありませんでしたが、今はいろんな情報があふれています。常にアンテナを張っておくことで、そんなにお金や手間をかけずに流行を知ることができます。アメリカでは受けていても日本のファッション界が求めている傾向が多々違っているため、そのギャップを理解するのにも役立ちます。

他にも、自分が好きだったり気に入っているブランドがあるなら、そのホームページにいってメールを購読しておくことも重要。先端の情報満載のお知らせが定期的に来て、クーポンがついていたりもするので、かなりお役立ちです。

 

☆バイヤーとして働くには☆

バイヤーさんによっても違うのでしょうが、実際に週のうち外出して買い物するのは2日程度。私の場合はネットで仕入れることが多いです。だからPCは必需品。私などはiPhoneを購入してから、出かけた先からでもチェックできるため、かなり仕事がスムーズにすすむようになりました。ネット漬けになりそうという声も聞かれそうですが、好きな時間に好きなだけやればいいし、家にいながらにしてできるので、家事や育児との両立も可能。あとは自分のやる気とセンスの問題だと思います。

 

 ============

続きは 「バイヤーというお仕事について (その②)」以降にて発信予定

 

 

 

追記:先月行われたばかりのNYファッションウイークからラルフローレンのショーをお届けします。素材、色ともに女性らしい品性を感じますね
(画像をクリックするとファッションショーの動画のページに移動します)

ラルフローレン2009秋冬

移動しない場合は下記URLより直接ご覧いただけます↓

http://www.ralphlauren.com/shop/index.jsp?categoryId=3474971&cp=2184048.3474733.3474735&ep_mid=1414206&ep_rid=262617007

2009/03/04 04:02 | バイヤー | 1 Comment
2009/01/29

「こんな景気がいつまで続くの?とお感じの方、今がチャンスです!手に技をつけましょう!」こんなCMが朝夕のテレビやラジオでよく流れています。

実際の話、どうなんでしょうか?

言葉が悪いかもしれないですが、アメリカでは「人材も商品」として扱われます。

まだアメリカに来て日が浅いころ、国際結婚だったのでビザがあるんだから働かなくちゃと思い、 最初はどこから手をつければいいのか分からず、翻訳会社の斡旋で翻訳をしたりもしていましたが、ある程度英語がしゃべれるようになってからはニューヨークが通勤圏内だったこともあって、電車に揺られて2年半ほど通っていたことがありました。

あこがれのマンハッタンでの会社勤め。それだけで自分が他の人とは違うのよ、なーんて浮かれた気になっていましたが、そんな興奮も私の履歴書を見た人事の人の一言でぺしゃり。

「で、何ができるんですか?」

「 ・・・・。えっとぉ、秘書検とワープロ検定があるんでたぶんOL的なことは何でもできると思うんですが・・・・。」

どう答えたらいいものか分からず、ドギマギドギマギ。

「希望の職種は?」

「・・・。えぇっとぉ、書くことが好きなので、なにか文章に関係のあるものなら嬉しいです・・・。」

ものすごく肩が凝った面接でした。結局、半泣きでそのオフィスを後にしたのですが、後日送られてきた通知が不合格であったことは開けずとも知れたこと。かなりショックでした。今でなら当たり前だと思えることが、当時はまったく分かっていなかった。

それは、「人材も商品だ」ということ。

自分に何ができて、今後何を目標としているか、そのためにどんな努力をしているかは、本人に限らず、雇う側からみても大切なこと。個性があるとあまり良くは思われない国から突然その真逆の文化に投げ出されて、途方に暮れていました。

それでもアン・テイラーやカルバン・クラインのビジネススーツをびしっと着こなして、当時まだまだ重かったラップトップを肩から提げて片道約2時間の電車通勤を続けることができたのは、辛いながらも「自分に技をつけなければこの国ではやっていけない」と自分を納得させ、なんでも自分のためになるなら吸収したい、他の人にはない自分だけのもの、つまり付加価値をつけるぞ!という若さゆえの情熱があったからかもしれません。

アメリカでは何歳になっても現役です。「おばあちゃん、患者さんじゃないの?」と思わず声かけてしまいそうな80歳くらいのヨボヨボのおばあちゃんが病院の受付でボランティアで働いているのを見かけますが、彼女たちには他の人にないものがある。きれいにマニキュアをして薄くなった髪もちゃんとセットして真っ赤な口紅を引いている。そんな彼女たちを見ると「自分もちゃんと生きがいを見つけなきゃ」という引き締まった気持ちになります。

自分を必要としてくれている場所を見つけるのは難しいけれど、まったく可能性がないわけじゃない。意外と身近にあって気付いていないだけかもしれない。こんな景気だからと悲観しすぎに、こんな時だからこそ先入観に囚われずに自分に価値を見出せたらいいなと思いますが、日本のみなさんはいかがでしょうか?

2009/01/29 01:30 | 未分類 | No Comments
2009/01/16

 新米の外山です。投稿ペースが少なくてすみません(→いえ、ただ須藤さんに私信したかっただけです)

credit cards

さて、今回はアメリカでの支払い、特にクレジットカードについて書きたいと思います。

アメリカに住んでるというと、大体のお客さんにまず、「いいなー♪」とうらやましがられます。「はい、私も大好きなアメリカに住めて嬉しいデス!!」などと思ったものだけど、それも今では昔のこと。

どんなにアメリカ好きな人でも10年以上住んだころから逆に日本に住んでいる人がうらやましくなる。具体的には言えないけれど、アメリカに住んでいる自分には絶対に手に入れることができない、悔しいような妙な感覚。これ、本当デス。

毎日さほど体が温まらないシャワーを浴びて「お手軽な和食は乾いたカリフォルニアロールに砂糖の入った緑茶」・・・。そんな生活からしたら、「温泉にコンビニ、あぁ、おいしいものを食べに今すぐ日本に帰りたい!」となっちゃいます。

ただ、アメリカの生活で慣れてしまった利便さは捨てがたい。欲しいものがあれば日本の半値以下の値段でクレジットカード一枚で買いものをし、気に入らなければ気兼ねなくお店に返せる。気にしない人だと食べ物や下着まで返品しちゃってるからスゴイ!

マクドナルドもクレジットカード。
切手買うのもクレジットカード。
電気代を支払うのもクレジットカード。

大きな買い物をしたければ、「当店のクレジットカードを作れば金利なしで2年後でもOK!」なんていう返済方法もご丁寧に用意されてる。 こんなだから、ほんと、お金を使っている気がしないんです。クレジットカードでお金の感覚が麻痺しちゃった人の中には今回の経済悪化でなかなか這い上げれない人も多いだろうなあと思います。

確かに10年前なら、クレジットカードだとお金の管理がしづらくなる、と小切手を使っている人もいました。それがここ数年、レジで並んでいても支払いを待つお客さんの手に握られているのは現金かクレジットカードばかり。

たまに小切手を使おうとお年寄りが並ぼうものなら、レジの女子高生は小切手の扱い方すら知らなくてマネージャーが呼ばれることに。順番を待ってるお客さんの目は明らかに「クレジットカードにしてよ!」と怒ってる。

やれやれとサインし終わって、手渡された自分のクレジットカードをお財布に戻しながら「あれ、そういえば、お札最後に見たの、いつだっけ?」などとふと考える、そんなアメリカ、クレジットカード生活なのでした。

2009/01/16 02:38 | 未分類 | No Comments
2008/12/09

11月の末、感謝祭(サンクスギビング)のターキーもたらふく食べたことだし、ブラックフライデーと呼ばれる金曜日にセール品を求めて近くのモールに行ってきました。(いわゆるクリスマス商戦の開始日にあたります)

毎年のごとく道は激込み、なんとか駐車場にたどり着いたものの、車を停めるところがまったくない!ぐるぐる回っていたら帰路につこうとしている女性客を見つけて、ストーカーよろしくあとをつける(苦笑)しかし待てよ、このおばさん、ささっと車に乗って帰って行ったのはいいけれど、そういえば買い物袋を持ってなかった・・・。

あれ?なんか、おかしい・・・。

いざモールに入ってそれがわかりました。

まさに、予感的中。

モールの中はたくさんの人でごった返しているのに、大きな買い物袋を持っている人が誰もいない。いつもの年なら、いろんなお店の買い物袋を3つも4つも抱えてまっすぐに歩けないお客さんでごった返し、中には買い物のストレスで喧嘩になる人がいるくらいなのに、そんな光景が今年はまったく見られなかったのです。買い込んだおもちゃや洋服やらを子供の代わりにバギー乗せていた若い夫婦は、今年は平然と子供を乗せて、店から店へとすーいすい。
少しでもお安くおしゃれしたくて来ているティーンネイジャーの女子たちが手に持っているのはアパレルやデパートの小さめの買い物袋。中に入っているのはせいぜい靴下くらい、といった感じ。耳をそばだてて聞いてみると「これ、買わなくても、いいよね?」「うん、そうだね」という会話・・・。

H&MやGAPといった人気のあるお店に入るとそれがもっと明らかに。いつもの年ならレジ待ちだけで20分なんてザラなのに今年は並ぶことなくすぐに支払いができる!こんなことは普通ブラックフライデーにはあり得ない!

この日を境にデパートやアパレル業界の業績が赤字から黒字に変わるということから名づけられた「ブラックフライデー」。後日聞いたニュースでは、今年は去年の同時期よりも3%以上売り上げに伸びがあったいうことだったけど、それってもしかして誤差の範囲?とすら思えます。

アメリカに元気がないと海の向こうの日本にも影響が大きいはず。そう思いながら歩いていると、2001年の911(アメリカ同時多発テロ)の時のことを思 い出しました。繁華街ですら道ばたには「Going out of business(閉店)」のポスターが立ち並び、まるでゴーストタウン。そんな光景からようやく立ち直ったと思っていたところなのに。

そういうわけで、かなーり暗い気持ちのまま家路に着いた今年のブラックフライデーなのでした。

☆朝子のお気に入り☆

来季春夏のトレンド予測は「アフリカ!」です。
動画「Love Lockdown」by Kanye West
http://www.youtube.com/watch?v=h2M9YHATH2Q
お店でもよくかかっています。ビートが心地よくておすすめです☆

2008/11/17

読者の皆さま、初めまして。外山朝子と申します。

国際結婚の後、アメリカ東海岸に引っ越してきて早くも在住15年。日ごろは子供2人の母親業と主婦業で忙しい私ですが、「世界最大のバイイング・マーケットBuyma(バイマ)」というウエブサイトで洋服や靴などファッションに関するバイヤーというもう1つの顔も持っています。
といっても2007年の4月にはじめたばかりですのでまだまだひよっこ。20代のバイタリティあふれるバイヤーさんたちに圧倒されながら、自分の好きなもの、気に入ったものを探してきて日本のお客様にお届けしています。

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もともとファッションは嫌いでなかったものの、あまり流行に乗らずにこだわりを保ってきたタイプ。なぜこの仕事を選んだのかと聞かれると正直返答に困ることもあるのですが、実際この仕事を始めてみると流行から見えてくるものには底知れないものがある!買う側としてだけでなく、流行の作り手の視線で観察してみると、さらに日々の発見が。海の向こうからではなかなか日本の流行が追えないという現実もありますが、ここでは、自分用の備忘録というか、身辺に起きたことを文化や社会経済の違いを踏まえて皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

最後に、JunkStage代表の須藤さんに「この人の書く文章は面白いに違いない」と目をつけていただいたことを胸に、誇りに思っていただけるよう、日々精進していきたいと思います。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

外山朝子

2008/11/17 09:11 | ごあいさつ | No Comments