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2009/04/22

赤子を出産すると、自宅出産(憧れ)でない限り、入院生活が待っています。
病院では何をしているのかわかりませんが、助産院で生活はこちら
退院すると、家に当然家に帰ります。里帰り出産(母方の実家そばで出産し、退院後1~3カ月くらい実家で暮らすこと。非常に楽ちん)だと違いますが、我が家は実家から自転車で15分。
仕事帰りに母が寄って世話してくれることになっていたのです。本当に、母親は偉大でありがたいです。
家に帰る=赤子にとって「初めてのただいま」です。
なんか、不思議で素敵な響きじゃないですか?

自宅に帰りついて一番最初にやることは、まずは、洗濯でしょうか(笑)
うちはハニーちゃん(旦那さま)が洗濯をやってくれるので、仕分けして、ぽいぽいと山積みにし、よろしくーと押しつけるだけです(ありがとう!)
普通なら自分で洗濯し、荒れた(普通の旦那さまひとりなら荒れるのではないでしょうか)家を掃除しなければならないのでしょう。
大変です。だから里帰りで、体力が回復してから帰宅するのです。

しかしうちの場合はまず、帰りにイオンへ(笑) 授乳クッションと爪切りと綿棒と食糧を購入。
普通1ヶ月はほとんど外出しないので(まだ免疫力が弱いので、風邪など病気をもらいやすい)、市場に出回ってないサイズ(そこらへんをうろうろしてない)の小さい赤子に振り返る人続出。
しかし、不思議に、夫婦一緒だと声をかけられない(片方ずつだとおばちゃんやおばあさんにかなりの率で声をかけられる)。
帰宅すると母親がきてくれて、「お七夜」(おしちや。産まれて1週間後に名前を発表したりするお祝い。昔は出産後に亡くなる子どもが多かったため)代わりに寿司。
もちろん母のケータイの待ち受けは我が子、王子。

そんな風にして始まる自宅での1ヶ月は、赤子との蜜月。
おむつを替え(1日10~20回)、おっぱいをあげ(2時間~3時間おき)、一緒に昼寝する(夜に起こされる分の睡眠時間を補う)。
母が仕事帰りに毎日夕飯を作りにきてくれるので、作るのは昼ごはんくらい。
まだ悪露(産後1ヶ月程度続く、生理のようなもの)が続いているので、あまり体を動かしてはいけない。

しかしうちの王子さま、おっぱいを吸うのがものすごく下手だった(今は上手になりました)。
新生児はわりと下手らしいのだけど、それでもずいぶん下手な部類で、うまく吸いつけるまで5分~10分。途中、うまく吸いつけないので泣きだす始末。そして泣いて開いた口に乳首を押し込むのだ。
乳首を吸うとき、赤子の口の中は真空状態になる。うまく真空にできないと吸えないのだ。
夜、眠い中、何度も格闘(笑)
これはわたしも多少悪くて、おっぱいが張ってしまって吸いづらかったみたい。ごめんね。でもそれにしても下手だったよ(笑)

そして家でやるイベントは、お風呂。
本当は最初の1ヶ月は大人と一緒の湯船に入れてはいけないと言われる(ヘソとかから菌が入ってあぶないが、2人目となると、だいたい大人用の湯船で入れるようになる)が、うちは最初からハニーちゃんと一緒。がっつり湯船にイン。
わたしはオイルを塗ってあげるために部屋をあたたかくし(赤子のために部屋をあたためるのはその時だけ)、着替えとおむつを用意して待機。
出てきた王子をバスタオルでくるみ、ソファの上で開封。機嫌をとりつつ、オイルを塗り、服を着せる。
うちはハニーちゃんが経験者なので、本当に楽だった。理解のない旦那さまの方は大変だろうなぁと思う。
「毎月、勉強代を払ってるだけあるね」「だろ?」などという会話がよく交わされる(笑)

わたしが嫌だったのはお風呂に浸かれないことだった。
傷口(悪露や会陰の傷)から菌が入る場合があるので、1ヶ月は浸かってはいけないと言われる。
もちろん病院のOKがでるまでセックスもしちゃいけません。
それまで1時間は浸かっていたので、さみしかった。
でも、お風呂に入ってる時間だけは自分の時間。1日の中で、自分の世話する唯一の時間と言ってもいい。
昨年の夏、僻地トラベラーのくせにパリなぞ(世界にパリという名の別の僻地の国があると、みんな思っていた。わたしも「フランスのパリ?」と何度も確認した)に行っていたユウからお土産にもらったロクシタンのシャワージェルの良い香りには癒されました。
なんというか、妊娠して以来、久々に自分の「女の時間」を明確に確保できる。
妊娠した時点から、どうしても「良い母親」である事を求められ、服装や行動を制限され、自分を「女」として意識する時間はどんどんなくなっていくのです。
お腹もでてくるしね。腹巻もするし、でかぱんはくし……
女子確認として、鏡に写る、久しぶりの自分のウエストを触ってみたり。いきなり4キロ分くらいなくなったせいで、たるんでしまった皮をつまんでみたり。いきなり減った体重を量ってにやにやしてみたり。

そんな風にして赤子との1ヶ月はたんたんと過ぎてゆくのです。

2009/04/22 05:41 | 子育て雑記 | No Comments