« | Home | »

2009/03/13

0313akago.JPG

3/8日曜日。明け方4時13分。体重3286g、身長49.6cmの男の子を無事出産いたしました。
以下、出産へ至るまで。長いです(笑)

木曜日から前駆陣痛という不規則な、生理痛のひどいのみたいな痛みがあり、夜中には5分おきに(5分おきになったら連絡→入院、が普通)。
「陣痛??」ということで、金曜日の朝、助産院へ。
子宮口が2センチくらいしか開いておらず(10センチが全開で産まれる)、助産院で岩盤浴(おうち用のものがある)でぽかぽかしながら爆睡(服を着たまま、汗をかくような温度ではないので)。
そのまま帰宅。

ちなみに、ここから何度か子宮口の開き具合が出てきますが、調べるのは内診です。
この内診、ゴム手袋をして膣に指を挿入し、子宮口を探り、どのくらい開いているのか調べます。
これが痛い…
赤子の頭が下がってきてるので、自分で指を入れると、皮膚越しに頭が触れるので、それでまず痛い。
さらにゴムが擦れる感じがまた痛い。
濡れてないのにコンドーさんで覆われたものを入れられている感じ。
なもんで「痛い痛い」とわめくと、「これくらいで痛がってちゃ産めないわよ」と言われましたが…
痛みの種類が違う。
もちろん指2本で、これからイタスわけでもないのに、子宮口の場所を探してぐーりぐり。
子宮口の開きを調べるために、さらにぐいっと指を挿入。ぐーりぐり。
病院と比べて内診は少ないらしいですが…嫌な検診でございました。
で、その金曜日の夜。
再び5分おきの陣痛となったので、夜に入院。体を温めると痛みがしのぎやすくなるので、再び岩盤浴で爆睡(木曜からあまり寝ていないので)。
起きた土曜日の朝。すっきり爽快、痛みはどこへやら(笑)。
再び帰宅(笑)。
迎えに来てくれた母にお昼を作ってもらい、うとうと。
心配したんだかなぜか来た姉と弟がビールまで買ってきて、宴会している横で、うとうと。
14時頃。今までの中では強い陣痛と激しい胎動。なんかぷちっと音がして、ばしゃっと、おしっこみたいな生温かい液体が伝ったような…
破水?(赤子と羊水を包んでいる卵膜が破れて、羊水がちょっと漏れること)。
トイレで確認するも、おしるし(赤子の頭が下がってくると、生理みたいな微量な出血がある。そろそろ出産という合図なのでそう言われる)対策でナプキンをしていたので、よくわからず。
破水した場合、子宮口を通じて外界と繋がり、感染症の恐れがあるので絶対に連絡しなきゃいけません。
……が。また行って違ったら帰ることになるので、あえて無視(笑) 注意:絶対に真似しないでください!!
夕方、さらにお風呂に。(破水したら湯船に使ってはいけませんので、絶対に真似しないでください!!)
お風呂上がり、痛みが強く。痛くて、なぜかつま先立ちでもだえる。
夕飯中も痛みに襲われ、早く寝てしまおうとベッドへ。
痛みがどんどん強くなり、リビングでWBCを見てる旦那様が心配もしてくれないので(バツイチで3人目の子どもなので慣れてる)、痛みと孤独感で涙が出てくる。
でも実は「痛い痛い」とわめくわたしの声で間隔を計っていたらしく、歯磨き途中でいきなり「電話しな」と寝室へやってくる。
半泣きしながら「痛いですー。5分おきですー」と助産院へ電話。
「着替えな」と言われるものの「無理」と、パジャマに上着を羽織って助産院へ。
普段から飛ばし屋な旦那様ですが、ブレーキングがいつもより丁寧なものの、さらに早い。
22時頃助産院へ着き、車から降りると「ばしゃ!」っと音がして、生温かい液体が内またをつたう。明らかに破水。
「痛いー。なんかバシャってこぼれたー」と助産師さんに訴えながらドアを開ける。
検診台(病院の片隅に置いてある皮張りのベットみたいなやつ)で心音と痛みを測る機械をつけられ、内診。
「6センチ開いてるわね。これから早いと思う」と言われ、分娩室(普通の部屋。ソファとかクッションとかが置いてある)に行く。
ソファやビーズクッションに顔をうずめ、痛みをしのぐ。
痛くてわめく。
いつまで続くのかわからず、いつ襲ってくるかもわからない痛みで、どうして無痛分娩にしなかったのかと激しく後悔。
日付を超える頃には、眠さと痛みが交互に襲ってきて(陣痛と陣痛の間は普通に喋れるくらい余裕がある)、もう帝王切開にしてくれと思う。
しかもあまりに眠いので「3時間くらい、仮眠してから産まれてこようよ」とお腹に訴えるも、却下される。

子宮口が10センチになるまでは、いきんでも、赤子の頭がつっかえているので、赤子が苦しいだけ。
痛みを逃すのだけど、わたしは痛みを逃すの下手らしく、全身のいろんなところに力が入ってしまう。
とにかく腰も痛くて、助産師さんや旦那様にさすってもらう。これでずいぶん楽になった。
陣痛中、普通の病院だと陣痛室なる部屋でベッドに寝かされ、心音と痛みのレベルを測る機械をつけられて、ずっと寝かされているらしいと知っていたので、心底病院でなくてよかったと思う。(陣痛と陣痛の間は冷静)
そんな出産は絶対に嫌だと、陣痛と陣痛の間で、眠さで朦朧としながら思った。
他にも、テレビで産まれたばかりの胎児が捨てられてたとか、女子高生がひとりで産んじゃったとかニュースでやるけど、ひとりで産むなんてスゴイと、尊敬してみたり。
そんなこんなで、子宮口が全開大(10センチ開くこと)になったのが午前3時。
「いきんでいいわよ」と言われて、本当に楽に。
痛みとしては産むより、陣痛のが痛いのだ。
よく「鼻からスイカ」と言いますが、せいぜい「鼻から小玉メロンか、グレープフルーツ」ってとこでしょうか。男性の皆さま、ぜひ自分の肛門あたりでトライください。

わたしは陣痛が不規則で、5分空いて強い陣痛、2分空いて弱く、といった感じ。
「赤ちゃんもがんばってるから、がんばって」と励まされ、自分でも「がんばれー」と、自分へだか赤子へだかわからないエールを、朦朧としながら呟く。(そんなわたしに旦那様が驚く)
途中、出て来てる頭を触ったり(赤子はまだへその緒から酸素を補給しているので、大丈夫です)。
頭が出る時、いきみきると会陰が切れてしまう可能性が高いので、途中で力を抜くのですが…それがまた中途半端。いきみきらせてくれ!って感じで。寸止めってこういうことね…と、過去、男たちへの仕打ちに反省する。
頭がでたら、次は肩。これもまた途中で力を抜けと言われる(途中で声をかけて、呼吸を先導してくれる。呼吸を変えるとそんなにいきまなくて済む)。
ちなみに、必死すぎて覚えていない(笑)
ただ、旦那様が珍しく感動したような声で「産まれるよ!」と言っていたのを覚えている。
足がずるーっと抜けたのは感じた。お腹の中から一気に抜ける。

そして産まれたばかりの赤子をだっこ。カンガルーケアと言って、安心するらしい。
本当に、お腹の中に人間がいたのだとわかる。
でもあまり産んだという実感はわかない。
頭が長くてピッコロ(ドラゴンボール)みたいとか。
羊水くさいとか。
顔色が悪いとか(血液がまだ全身にまわってないので、青赤黒い)。
けっこう冷静に思いました。
でも、産まれてきてくれてありがとう、と心から思う。

というわけで、産まれました。

続く!

2009/03/13 11:51 | 出産生中継 | No Comments