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2008/11/14

助産院へ行ってきました。
そこで簡単なマタニティ・ヨガを習い、
病院とは違った形の食事指導を受け、
「毎日最低1時間は歩け」と言われてきました。

わたしが行った助産院の助産師さんは伊深さんと言います。
伊深さんは”妊婦や胎児に問題がない限り、できるだけ医療介入を行わない”という方針なので。
「助産院では病院と違って、自然に産むための努力を最大限します」とのこと。

病院と違って、
・陣痛促進剤(陣痛を早めたり強めたりする薬)
・会陰切開(性器と肛門の間の皮膚を、産まれる時に切れてしまう人もいるので、切れる前に切ってしまうこと。出産後に縫合することで傷が早くキレイに治るが、産む体勢の工夫などによって防げる場合やそもそも必要ない人も多い)
・帝王切開(医療行為になるので助産院では行えないが、分娩にかかる時間を短縮するためや、産科医の負担を減らすために、本来なら自力で産めるところを帝王切開にしてしまう病院も多い。病院によって帝王切開の率はかなり5%以下~30%を超えるところと、かなり差がある)
などを極力行わないための努力を、妊婦にも求めるということ。

もちろん、陣痛促進剤や、会陰切開を行わない出産が正しいわけではないし、病院によってはそんなこと言ってられない事情もある。
例えば、初産で陣痛が始まってから6時間後の出産だと「早かった」と言われる。
1昼夜ぶっ通しでやっと出産できる人もいる。
そのくらい、医療介入をせずに出産は時間がかかる。
しかし、病院の人手は足りない。
はっきりいって、妊婦1人にそんな長時間かけていられない場合も決して少なくないのだ。
だからこそ陣痛促進剤を使い、赤ちゃんが産道の方へ降りてこないなら帝王切開にしてしまう。
それを妊婦が望んでいようがいまいが。
でもその病院が地域でも大きな病院であったとしたら。
自らは望まない帝王切開を受けた妊婦の出産にかかる時間や関わる人達の負担が減ったことで、受け入れてもらうことができた重態の妊婦もいるかもしれないのだ。

ここ1ヵ月くらいの間に、妊婦のたらいまわし、というニュースがいくつも流れた。
それによって、「安全だから」と大きな病院での出産を最初から望む妊婦、周囲に言われてそうせざるをえなくなった妊婦が増えたと思う。
わたしは基本的に無痛分娩はすごく邪道だと思っているし、人類の歴史の分だけ出産は行われてきたのだから、できるかぎり自然に産みたいと思っている。
だから分娩台に乗り、病院によっては浣腸や剃毛を行い、会陰切開や陣痛促進剤を使うお産の可能性が高い病院ではなく自然な出産を目指している助産院を選ぶことにした。
でもやっぱり怖いので、先に予約した病院へもたまには顔を出しておこうと思っている。
わたしが予約した病院でも、出産は予約しておかないと基本的には断られる。
臨月(9ヶ月目)頃になって突然その病院で産みたいと言っても、断られケースは本当に少なくない。
予約できる週数も決まっていたし(だいたいの病院で同じ)、毎週何件の予約しか受けない、という数も決まっていた。
だから、わたしはその病院で産むつもりはないけど、わたしが予約していることによって、その病院で産みたい妊婦が断られているのかもしれない。
二股をかけるのは良いことだとは思わない。
でも、このご時勢だから”保険”はほしい。

そんなわけで選んだ、助産院。
次回は、わたしが感じた病院と助産院の違いを、もう少し詳しく。

2008/11/14 12:00 | 妊婦がまじめに考える | No Comments