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2008/11/07

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000028-san-l09

 病院と助産院、何が違うかと言うと。
病院は通常分娩(普通に産む)の他、帝王切開とか逆子、難しい多胎(双子とか)の分娩などを主に取り扱う。
それに比べて助産院は病院ではないので、自然分娩しか取り扱えない。
でも出産の90%以上は自然分娩と言われている。

理想としては、超音波検査とかで見てわかる範囲で可能であれば助産院で。
難しいと判断されるのであれば最初から病院で。
出産中などに難しい状態とわかったなら速やかに病院へ。

という体勢がとれればいいのだけど。

助産院は病院より妊婦にとってきめ細かい対応をしてくれたり、病院ではしてないような水中分娩とか家族みんなで立ち会いができたりする代わりに、規模が小さいところが多い。
病院みたいに同じ時期に何十件もの出産を取り扱えい。
助産士の個人経営が多いから、出産時に問題がおきて告訴とかされると辞めざるをおえなかったり、お産の取り扱いを中止したりしてしまう。
どんな簡単な手術でも100%の成功率ではないように、病院で「自然分娩でも大丈夫」と言われたって、産まれてみたら危険な状態の胎児かもしれないし、危険な出産になってしまうことだってある。
しかも産まれたばかりの胎児は、問題があっても気づかれにくい。
痛くても痛くなくても泣くだけだし、耳が聞こえてなくてもお乳を飲む。
そして気づくの遅れたことで、障害を背負ってしまうという可能性もある。

ここで問題なのは、NICUなどの胎児専門のICUなどがある病院と、そうでない病院や助産院との連携が悪い。
大病院でさえ産科医が不足しているからしょうがない部分もあるんだけど。

そこで問題がおきてしまうのだ。

でも、普通分娩は助産院で、危なければすぐ産科医の対応、というのがこの病院ではできる。
病院の出産でありながら、助産院のきめ細かい対応が期待できるのだ。

この病院のやり方をすべての大きな病院が真似しなくたっていい。
でも、病院と助産院の連携というのものの指標にしてほしいと思う。

妊娠したらまずは産科のある病院で検診を受け、詳しい超音波検査なども受け、問題がなければ助産院で自然分娩、
問題があるのであれば可能な範囲で小さい産科病院、
本当に危険な場合は大きな病院で。
という感じで分担すればいい。

産科だけの病院では、たらい回しにされた妊婦さんのように外科や内科の範囲の病気には対応できないんだから、その地域の産科病院や助産院での出産件数とかを大病院は把握しておくべきと思う。
そのくらい、ネットで繋げばいいと思う。

早く対応できてさえいれば、助かったかもしれない母体の命や胎児の命が、たぶんたくさんあって。
医療機関の都合で、新しい命と引き換えに、自分が命を落とすなんて悲しすぎる。
10ヶ月自分のお腹で育てた命を、自分の腕に抱くことも、お乳をあげることもできないなんて…。

少子化はこれからもっともっと加速していくと思う。
晩婚化によって高齢出産も増える。
高齢出産は難しい出産になる可能性の割合が増す。
それなのにこの状況。
危なくても受け入れてもらえるかすらわからない。
検診から出産まで50万以上かかる(35万は社会保険とかちゃんと払ってれば返ってくるけど)。

それに子ども服や、オムツやなんやらかんやら。
1歳になるまでにいくらかかるんだか。

子どもが20歳になるまで最低1000万かかるって言われてて。
子ども3人産んで育てたら4000万はかかるって計算で。
産まなきゃ別荘買えるじゃんって金額で。

それなのに出産も不妊治療も「病気じゃないから」保険が効かない。

保険も効かない、金もやたらかかる、もしかしたら命さえ危ない、ってなれば、遅く結婚した夫婦が不妊治療まで受けて子どもを作ろうとするのかな?

できちゃった婚の若者は若者で虐待で殺してしまう事もこれだけニュースになってて。

母子家庭や父子家庭、シングルでの出産も増えてる。

だったらもう、妊娠してから子どもを産んで最低1年、女性は働かなくても普通の生活ができるだけの保証をしようよ。
シングルで出産して、乳児期(母乳だけで育ってる時期)の子どもを高いお金を払って保育園などに預けて必死で働いている人も多い。
夫婦であるのならそれなりの金額を、シングルであるならそれなりの金額や都営や県営住宅の優先、1人暮らし用の民間アパートを借り上げて安く貸すとか、そういう対応をしてほしい。

じゃないと、妊娠して産みたいけど、シングルで親も頼れないから産めないって命は救われない。
実際、シングルで産むなら母親にある程度の貯蓄があるとか、育児休暇が保証されている会社に勤めているとかでもない限り、親の世話になるしかない。

親に頼れないなら、産めないよ。

移民をばんばん受け入れて労働力を確保するんじゃない限り、少子化は大きな経済的問題でもあるんだから。

本気で考えて!
本気で取り組んで!!

2008/11/07 12:00 | 妊婦がまじめに考える | No Comments