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2010/02/06

うんちが!
ついに固形になりました!!
そして臭くなりました(笑)!!!

そんな大問題!? と思うかもしれませんが。
産まれてから早11ヶ月。
長かったズリバイ(ほふく前進)をやめ、ハイハイへ移行。
つかまり立ちもかかとに重心がかかるようになり、簡単には倒れなくなり、2歩くらいならなんとか歩くように。

しかしそれでも、王子のうんちはずーっとおかゆ状だったわけです。
なんてったって、栄養源は母乳という液状たったのですがら。
かなり遅く、しかもテキトーに始めた離乳食。
とくに嫌がることもなく、主におかゆとお味噌汁の味噌を入れる前に引き上げた野菜なんかをぱくぱく。
食べるようになってきたし、うんちが少し、かたくなってきたなーと思ってました。
少し前に自分でマグマグ(両側に持ち手がついて子どもの飲み物入れ)のストローで飲めるようになってから。
おやつにパンをちぎってあげると、片手にパン、片手にマグマグを持ち、パンをもぐもぐ、ストローで水をちゅーちゅー。

最近は泣いてても食べ物を持たせると泣きやむという食い意地のはりっぷり。

そしてついに、うんちが固形に。

布おむつだと、これがどれだけ楽なことか。
今までのようにべっとりとうんちがついたおむつを洗う必要もなく。
おむつを洗った流しや洗面台の排水溝が詰まる事もなく。
おむつについたうんちをトイレに流せば、それで終了。
すごい! 楽!!!
もちろん、おっぱいの量も減りました。
口に含みはするものの、吸ってないこと多く。
離すとすぐに遊びはじめます。
さらに。
うちはとくに赤ちゃん言葉を使っているわけではないのですが「まんま」と言うように。
しかも、「まんま」と言っているわりに、その時の欲しがるのはごはんやパンではなく、おっぱい(笑)
「ごはん」「おっぱい」と言っているのに、「まんまん」とか「まんま」と言ってくるのですから不思議。
おっぱいをやめるのは、いつになるのでしょうか。
楽しみでもあり、すでにちょっとさみしくもあります(笑)

08:46 | 母乳育児, 離乳食 | ■離乳食による変化。 はコメントを受け付けていません
2009/10/10

そもそも日本の子どもの成長の基準がミルクで育てた場合になってる時点でおかしいと思うのだけど(ミルクと母乳では質が違うから)。
病院でもどこでも、母乳育児への向かい風はすごい。

みんな赤子はおっぱい=母乳で育つものだと思っているにもかかわらず(みんな、自分がミルクで育ったと思ってないでしょう?)、赤子と哺乳瓶のイメージは切り離せない。
妊娠するととりあえず、「哺乳瓶買わなきゃ」と思うのだからスゴイ(わたしでも一応思った。結局買わなかったけど)。
さらに言えば、市販されてる牛乳はまずい、まともな育ち方をしてない牛だ、という主張をしているかの有名な「美味しんぼ」ですら、主人公の味にうるさい山岡もその奥さんのゆうこちゃんも、自分の子どもにはばんばんミルクを与えている。
この間読んだ、ちょっと有名なエッセイ漫画家が出産した本では、旦那が「母乳なんて、赤子がご飯を食べられるようになるまでのつなぎなんだから、ミルクだっていい」という事を書いていて愕然とした。

少し話がそれるが、わたしは、母乳と言うのは、メリット云々もあるけれど、それは親と子どもの繋がりの象徴だと思っているのだ。
別にミルクだからその繋がらりが形成られていないとか、おっぱいをあげられない男は乳児期の子どもと繋がりが持てないとか言うわけではない。
おっぱいをあげるとき、基本的に赤子は抱っこされる。
乳首をくわえて、ある程度の月齢になれば自分からおっぱいを触ったりして、人のぬくもりを感じながらおっぱいを飲む。
おっぱいは体の栄養源であり、ぬくもりや愛情を感じる心の栄養でもあると思うのだ(好きな人に触ったり触られたりすると気持ちいいでしょう? 嫌いな人だと嫌でしょう? それは感情が伝わってるってことだとわたしは思う)。
ミルクをあげてるのと見てると、ベビーカーにのせたままとか、寝かせたままとか、病院じゃ保育器に立てかけたような状態で飲ませたりする。
それははたして、心の栄養になっているのだろうか。
赤子というのは、生後数ヶ月間はほとんど目が見えない。
見えるのが30センチくらいで、2つの点を追いかける習性がある。
それはちょうど、母親がおっぱいをあげながら覗きこむ高さなのだ。
布団に寝かせたまま哺乳瓶を咥えさせていては、赤子は誰に栄養をもらってるのかもわからない。
自分がそんな存在だったら、それをさみしくは感じないのだろうか?
さて話を元に戻そう。
まず妊娠すると、雑誌で「ミルクと哺乳瓶は買わなきゃいけないんだな」と刷り込まされる。
そして雑誌や病院では「母乳がでなかった場合は…云々」「全員が出るとは限らない」「無理しないでミルクも併用して」と、潜在的に「母乳でないかもしれない」「完母は特別」みたいに刷り込む。
さらに病院で出産すると、生後2~3日は体重が減るので「体重が減ってるので、おっぱいが足りてないのかもしれませんね。ミルクを足しましょう」とさらに「おっぱいが足りていない」と刷り込む。
母親に刷り込むと同時に、赤子に母乳よりはるかに吸うのが楽な人口乳首まで覚えさせてしまう。
退院の時には「おっぱいを飲ませた後はミルクを足してください。ミルクを飲むということはおっぱいが足りてないってことです」と言われ、これを使ってください」とミルクメーカーからミルク2缶くらい渡されて帰される。
家に帰れば、買ってあった哺乳瓶が待っている。
赤子との生活が始まると、とにかくよく泣く。
おっぱいを吸っても泣く。ミルクを与えると飲む。「あぁ、おっぱい足りてないんだ」「おっぱい出てないんだ」と思いこんでしまう。
そしてそのうちその思い込みからおっぱいを吸わせる回数が減り、おっぱいは出なくなり、「わたしは母乳じゃ無理なんだ」と思いこみ、ミルクになってしまう。

わたしが聞いたミルクのお母さんの話はだいたいこうだ。

WHOとユニセフの「母乳育児のための10カ条」に「人口乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう」という項目があるのは、人口乳首の方が本物の乳首より吸うのがはるかに楽だからだ。
人間、楽な方に流れるのは赤子も同じ。
本物の乳首の数十分の1の力ですむ人口乳首を覚えてしまえば、赤子だってそっちを好むのだ。
それなのに病院では、赤子は生後すぐは体重が落ちるということがわかっているにもかかわらず、退院時に生れた時の同じくらいの体重に戻そうとするのですぐにミルクを足し、人口乳首の楽さを覚えさせてしまう。
しかも、産まれてすぐは母乳はほとんど出ていない。
赤子に吸われる事で母乳を生産するホルモンの分泌が促され、徐々にでるようになってくる。
母乳がでるようになっても、1ヶ月くらいは赤子自身が飲むのが下手な場合が多く、うまく飲めない。
ミルクに比べて母乳は消化しやすく、つまり腹持ちが悪いのですぐにお腹が空いて赤子は泣く(新生児期の量だと30分もすれば消化してしまう)。
そうするとミルク基準の3時間間隔にならないので、足りてないと思い込んでしまう。
(ミルクの腹持ちがいいのは、人間と違って牛がそんなに頻繁に授乳していると食べられちゃう危険性が高いので、母乳に比べたんぱく質濃度が高いので、消化に時間がかかるため)
さらにアホな男子が増え、赤子が夜中に泣くと「うるさい」とか言うので、「ミルクはよく寝る(腹持ちが良いから)」と噂を聞いてミルクをあげ始めてしまったりもする。
そして1ヶ月検診では母乳なら600g増えてれば問題ないというのに、ミルク基準だと少ないから「栄養が足りていない。ミルクを足せ」と言われるのだ。

そうして、妊娠時98%の母親が母乳育児を望んでいるのにも関わらず、産後に帰宅するとその半分が母乳だけでは無理かもしれないと感じ、1ヶ月後には母乳率は30%になってしまう。
生後1ヶ月くらいの赤子はひたすらおっぱいを飲み続けてるといっても過言ではない。
ちょっと吸うと疲れて眠り、お腹がすくのでまた起きて、ちょっと吸うと疲れて眠ってしまう…を延々と繰り返しているのだ。
それなのに、それはおっぱいが足りていない証拠とされ、抱き癖がつくとか言われ、ミルクを与えざるを得なくなってしまう。

しかも、赤子の気持ちを考えてみれば。
数日前までお腹の中で、羊水の中でふわふわしながら体全体をぎゅっとお母さんに包まれていたのに、いきなり外の世界に出てきて、目も見えないのに置き去りにされたら不安で不安でたまらなくはないだろうか。
だから赤子は抱っこしてほしくて泣く。
10ヶ月間(妊娠4~5ヶ月目くらいからしかそういった感覚はないらしいけど)、自分をぎゅーっと抱きしめて守っていてくれた母親を感じていたくて泣く。
それも「抱き癖がつく」とか「母乳が足りていないから泣く」とされる。

逆に、「母乳じゃなきゃだめだ」とプレッシャーをかけられすぎて、おっぱいがでなくなってしまうお母さんも多い。
「なんで母乳じゃないの?」「どうして母乳がでないの?」と自分の母親は旦那さんの母親に言われ、プレッシャーとなり出なくなってしまうのだ。
そんな中で、母乳を貫きとおすのは大変だ。
特に3ヶ月くらいまでは眠気との戦いだし、そうなると「ミルクはよく寝る」というのは甘美な誘惑となる。
こんなに寝ないでがんばってるのに「おっぱいが足りてない」と言われれば、「じゃぁもうミルクでいいよ」となってしまうだろう。
こんなに寝ないでがっばってるのに旦那の面倒もみなきゃいけないくて、夜に「うるさい、眠れない」と言われたり、「夜眠れないのは俺も一緒なのに、おまえは昼寝できていいよな」とか言われたら、ミルクにしたくもなる。
(そんなアホな男は、哺乳瓶で頭をかちわってしまえと個人的には思うけど。それができないなら、それを選んだのは自分だと諦めるか実家に帰ろう)

わたしは。
病院だけではなく。旦那さんもおじいちゃんもおばあちゃんも含めて日本国民全員が、もっと正しい知識を持たなきゃいけないと思う。
それは母乳育児に関してだけでなく、性教育から出産に至るまでのすべてに対してなんだけど。

この記事を読んでくださった人がひとりでも、母乳育児をしたり、母乳育児をすすめたりしてくれたらいいなと思う。
母乳育児の話は、とりあえず、終わり。

06:45 | 母はまじめに考える, 母乳育児 | ■母乳で育てよう。その5。 はコメントを受け付けていません
2009/10/05

ぶさたしておりました。
最近、布おむつのオフ会(mixiで見つけて参加)や、マンションの子ども会に参加して友達ができたので、遊んでおりました(爆)。
おもしろいもので、類は友を呼ぶというか。
布おむつの人たちはほとんど完母(完全母乳のみで育児を行っている人)で、マンションの人はほとんど完ミ(完全にミルク)か混合(ミルクと母乳の両方を与えている)で完母が見当たらない。
マンションのお友達の3人目を育てているお母さんと遊んだ時におっばいをあげるわたしに。
「母乳のみ? やっぱりその方がいいよね。わたしはおっぱい枯れちゃって、この子はたぶんおっぱいなんて覚えてないよ」と言いながミルクをあげていた。

「おっぱいでなくて」と、ミルクのお母さんはたいてい言う。
アメリカの研究機関で発表されている「育児に不十分なほどおっぱいがでない母親」は2万~3万人に1人だ。
日本にはずいぶんたくさんの3万人に1人がいるらしい。

それはたくさんでているママ雑誌や、病院のせいだ。
まずは雑誌だ。雑誌では「母乳ってスバラシイ」みたいなことを書いておきながら、「哺乳瓶特集」を組んだり、「出産に必要なものリスト」の中に必ず「母乳で育てようと思ってるひとも、必要になるかもしれないのでミルク1缶と哺乳瓶は買っておきましょう」とある。
矛盾もいいとこだよなぁと思う。
所詮、ミルク会社から広告費をもらってるからしょうがないとも思うけど。
そして病院。
母乳は、どのくらい出ているか見えない。
数字としてわからないから、病院としても管理しにくい(そもそも、出産は病気じゃないんだから、病院で行うのが一般的になってるあたりおかしいとわたしは思っているのだけど。その話はまた今度)。
しかもいまだに母子別室の病院は多く、決まった時間に母乳をあげ、他の時間に泣いたらミルクを看護婦さんか助産師さんがあげてしまうらしい(病院で出産したことないので、聞いた話です)。
さらに、母乳育児を推進しています、とか看板を掲げながら、実際はきちんとした母乳育児の知識を持っている医者が少なかったり。
大きな病院になれば、医者同士でも、助産師でも、みんな言う事がバラバラだったりもする。
挙句に「絶対母乳」とプレッシャーをかけまくる病院すらある。
WHOとユニセフの共同声明である「母乳育児成功のための10カ条」というのがある。

1.母乳育児についての基本方針を文書にし、関係するすべての保健医療スタッフに周知徹底しましょう
2.この方針を実践する為に必要な技能を、すべての関係する保健医療スタッフにトレーニングしましょう
3.妊娠した女性すべてに母乳育児の利点とその方法に関する情報を提供しましょう
4.産後30分以内に母乳育児が開始できるよう、母親を援助しましょう
5.母親に母乳育児のやり方を教え、母と子が離れることが避けられない場合でも母乳分泌を維持できるような方法を教えましょう
6.医学的に必要でない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう
7.母親と赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、母子同室を実施しましょう
8.赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけの授乳を勧めましょう
9.母乳で育てられている赤ちゃんに人工乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう
10.母乳育児を支援するグループ作りを後援し、産科施設の退院時に母親に紹介しましょう
日本のほとんどの病院がそれを満たしていない。
WHOとユニセフが上記の10カ条をきちんと守れる病院というのを「赤ちゃんにやさしい病院」として認定しているのだけど、2009年9月現在、その数は66施設。
全国にたった、66(埼玉にはない。東京にも1つだけ)
WHOとユニセフが「”母乳育児の保護、促進、そして支援”するために、産科施設は特別の役割をもっている」という声明をだしたのが1989年3月のこと。
すでに20年経過しているにもこの体たらく。

どれだけ日本が母乳育児後進国なのか、わかっていただけるだろうか。

つづく。

05:24 | 母はまじめに考える, 母乳育児 | ■母乳で育てよう。その4。 はコメントを受け付けていません
2009/09/12

前回の、ミルク旋風によって巻き起こった風は、もちろん資本主義も関係ある。
なぜなら、おっぱいは金もうけにならないのだ。
お母さんが食事をしてれば、おっぱいは出る。
しかしそれではミルク会社は金もうけができない。
ミルクになり、早い離乳食が推奨されるようになったが、それも同じ理由だ。
いつまでも母乳を飲まれていたのでは、ミルクも離乳食も売れない。

現代。
病院で出産すると、帰りにミルクをくれる。「試してみてください」だ。
オシャレなママ雑誌にも「母乳の予定でも、ミルクを足さなければならない事もあるので、哺乳瓶とミルクは買っておく」とある。
ママ雑誌は、規制されているミルクの広告ができるので、つまり雑誌には広告料が入る。
雑誌としてもスポンサーの悪口は大々的に書けないから、「便利な哺乳瓶特集」とかやったりもする。

さらに、今の医者はミルク信仰時代に学んだ人が多いので、ミルクから母乳の転換期に則していない。
母乳育児の知識もないし、出産や子育てを医療の目でしか見ていないから、赤ちゃんからしてみたら非人道的な事を平気で言う。
厚生労働省の基準なども、今やすべて「ミルク」が基準だ。
この医者と厚生労働省基準の双璧は、母乳育児にとっての本当に大きな高い壁だ。

そもそも、牛のおっぱいであるミルクと、人間のおっぱいである母乳は成分が違う。
よく、ニホンザルやチンパンジーが赤ちゃん猿を抱えている映像を見る。
産まれたての牛が、数分後には立って歩いている映像も見る。
つまり、猿や類人猿にとって赤ちゃんは、抱っこして移動するもので、牛や馬は自分で移動するものなのだ。
だから、牛や馬は産まれてすぐに歩けないと、喰われてしまう。
逆に猿や類人猿は、重くなればなるほど抱っこ移動ができなくなるので、母親に守られなきゃいけないうちは体を大きくしないようにして、まずはでかい脳みその発達を優先する。
最初から「体を大きくしようとする母乳」を飲むのが牛で、「体より脳の発達優先する母乳」なのが猿なのだ。
で、人間はどちらかと言えば、もちろん猿に近く、猿よりさらにでかい頭を抱えて産まれてくる。
なので人間の母乳は脳の発達に優れた栄養を多く含んでいる。
逆に、猿よりさらに長い期間抱っこ移動が必要なので(生後1年も歩けないのだ、人間は)、体を大きくする必要には迫られていない。
それにも関わらず、体の成長を優先させる牛のおっぱいを飲ませる事を良しとし、しかもそれを国の基準にしているのが日本という国の現状だ。

出産も育児も資本主義に毒された先進国では、たいていこの問題がおきている。
WHOの呼びかけなどで、ミルクより母乳が優れていると再評価する動きは起きているものの、逆にそれが先端医療の時代なので、学んでおらずに古い知識に固執してるいる医者は多い。

ちなみに。
WHOでは「6ヵ月までは母乳および人工乳だけで育てるべき(1年は離乳食など与えなくてもいい)」としている。
が、数年前まで育児の全国基準にされている母子手帳では「1ヶ月から白湯、2ヶ月から麦茶、3ヶ月から果汁などを与え、5ヶ月から離乳食開始」としていた。
それなのでWHOの警告だかなんだかを受け、数年前に改定され「5~6ヵ月で開始し、個人差を尊重する」となった。
しかし、それでも母乳育児の流れはせきとめられる事が多い。

なぜなら、政府は企業の味方だからだ。
とある有名な人が、「90年代から増えたアトピーの原因は、早すぎる離乳食だ」とし厚生労働省に資料を持って訴えた。
それに対する厚生労働省の答えは「それはわかっているが、離乳食で利益を得ている人が多く、方針を変えるにはお金がかかりすぎる」とのものだったと言う。
この有名な人は、ちょっとHPとかをみると全面的に信用できない感じがするので名前は伏せるが、この厚生労働省の答えに関してはいかにも「言いそう」だと思わないだろうか。
かの有名なミドリ十字事件を知っている人であれば、なおさら。
しかもアトピーが増えれば、医者まで儲かるとなれば、「国の機関がそんなことを言うわけない」と、わたしは思えない。

続く。

08:30 | 母乳育児 | ■母乳で育てよう。その3。 はコメントを受け付けていません
2009/08/26

ミルク至上主義旋風が巻き起こった頃を考察してみたい。
その世代に生きていなかったわたしの、あくまで想像だ。

それは今の団塊世代が子育てをしてる頃だと思う。”もったいない”がダサくて時代遅れ、”使い捨て”がかっこよくて最先端になった時代。
核家族化が進み、父親は企業戦士と言われ、母親は専業主婦が当たり前。
経済成長期真っ只中で、働けば働くほど豊かになると信じていられた頃。
自宅での出産から、病院での出産へと移行していった頃。

わたしが子どもの頃もその名残はあったが、欧米への憧れがとても強かったと思う。
今や「アメリカ西海岸で大人気!」とか言っても、「ふーん。西海岸のどこだよ」と思うのが普通だと思うけど、当時は欧米コンプレックスで、欧米のやり方がなんでも素晴らしいと思われていたように感じる。
そんな中で医療や子育てさえも、欧米のやり方をなんでもかんでも真似してたんじゃないかと思う。

欧米人の体格がいいのはミルクだからだ。
自宅のようなところではなく、無菌管理された病院で出産する方がよいに決まってる。

そんな意識を、医者も、当時の母親たちも、みんな持ってしまっていたんじゃないかとわたしは考えている。
(実際、その世代の医者って、二言目には「ミルク」と言うし)
病院での出産は、昔のテレビで見るように、新生児室にずらっと並べた保育器に、赤ちゃんは母親に抱っこされることもなく眠らされているあの光景が当たり前。
お母さんは決まった時間にだけおっぱいをあげに授乳室へ行き、その時間だけ赤ちゃんと会える。
母乳なんて出なきゃ出ないで「ミルクを足しましょう」とミルクを足し、「出てないですね」と出ない頃から言われ続けて母親も自分は母乳が出ないのだと思い込みおっぱいの回数は減り、ミルクばかりになっていく。
病院で出産するのが当たり前になったことで、出産の医療化はどんどん進んでいったのだと思う。

つまり「おっぱい」がお腹だけでなく心も満たすもののはずなのに、栄養源としだけとらえ「ミルクをあげた方が育つ」とされ、さらに欧米コンポレックスがそれを増長させた。
さらに、核家族化が進んだことで産後の母親への負担が増えたことも、要因ではないかと思う。
添い寝という素晴らしい日本の文化も、おしゃれ素敵なベビーベッドにとって代わられ。
ゴムくさい人口乳首をくわえさせられ、哺乳類のくせにお母さんのおっぱいではなく他の動物のおっぱいを飲ませられる。

考えてみてほしい。
赤ちゃんは10ヶ月もお腹の中で、お母さんの体温とお母さんの匂いにぎゅーっと包まれて生きていたのだ。
今度はその腕に抱っこしてもらえると期待して産まれてきたのに、おっぱいはもらえない、「抱き癖がつく」と言われて抱っこもしてもらい、となったらどれほど不安なのだろうか。
視力がはっきりしない赤ちゃんは嗅覚に優れ、産まれて3日もすれば母親の匂いをかぎ分け、母親のおっぱいを探すことができるのにそんな扱いをされたら、あなたはさみしいと思わないだろうか?

続く

08:27 | 母乳育児 | ■母乳で育てよう。その2。 はコメントを受け付けていません
2009/08/24

王子は産まれてこの方、母乳しか飲んだことがない。
とは言え、最近は白湯やはと麦茶も暑くて汗が多い時には飲ませてるけど。
ミルクは完全拒否。

産まれてすぐうんちが出なかった王子は、黄疸がでた。
※黄疸(おうだん)→ビリルビンという物質が体内に多くなり、白目や肌が黄色になることから黄疸と言われる。新生児はなりやすく、ひどくなると肝硬変になってしまう。
新生児の黄疸は生理的な黄疸でさほど心配する状態ではないのだが、体内のビルビリンを排出するためにミルクを足すのが一般的だ。
これは、産まれて数日はおっぱいがほとんど出ない状態だし、吸うのも下手だし、そもそも赤子は3日くらい飲まず食わず(食べないけど)でも生きていける栄養を抱えて産まれてくるから問題ない。
でもなるべく出したいので、ミルクを足したのだけど…。拒否。
そもそも哺乳瓶の人口乳首を嫌がり、無理矢理口に入れると吸うもののでろーっとミルクを吐く。
本当に少量(10~20ml=小さじ2くらい)しか足さないんだけど、でろーっと吐く。
そんなわけで結局王子は母乳のみで体重は倍増し、現在まで至る(5ヶ月で7キロちょい)。

わたしはどうやら赤子を育てるのに向いている体質なのか母乳は売るほど出てるし、何を食べても詰まったこともない(詰まると乳腺炎になり、超痛いらしい)。
最近mixi繋がりで布おむつのオフ会などにも参加してるのだけど、その話をするとびっくりされる。
「一度も!?」「何食べてるの!?」と言われる。そのくらい母乳と乳腺炎は仲良しの関係なのだ(昔の日本は母乳にとって良い食環境だったので、飽食の現代と比べると母乳トラブルも全然少なかった)。
元々母乳育児が普通だと思っていたので、ミルクは買わなかったし、母乳育児を推進している助産院で出産したので何を言われることもなく母乳育児になったいる。

わたしの感じる母乳のメリットは、以下。
吸わせることで幸福感が得られる。→ストレス緩和。
ホルモンがでて、産後の母体回復が早い。
赤ちゃんが栄養を吸ってくれるので、痩せる。
赤ちゃんにとって一番消化がしやすい栄養源。
赤ちゃんの成長時期によって最適な栄養で作られる(7ヶ月の未熟児で産まれた子には7ヶ月に必要な栄養が含まれるし、普通に10ヶ月で産まれた子には10ヶ月に必要な栄養が含まれている)。
お母さんがご飯を食べていれば出るのでお金がかからない。
最近は授乳服や授乳ケープも多くなってきたし、大きな商業施設には必ず授乳室があるのでいつでもどこでもあげられる。
寝たままでもあげられる(そのうち勝手にめくって飲むようになるらしい)。
ミルクを量らなくていいし、哺乳瓶を洗わなくてもいいし、消毒をしなくていい。

痩せるし、お金はかからないし、赤ちゃんにとって一番いい、といいことづくめの母乳育児。
じゃぁなんでこんなにミルクの人が多いかと言うと。
それはひとえに、ミルク最良主義旋風の影響がまだ残っているからだ。
そのミルク旋風のことは次回。
 

12:02 | 母乳育児 | ■母乳で育てよう。その1。 はコメントを受け付けていません
2009/05/22

産まれてこの方、ミルクは飲まない王子。
飲んだと思いきや、にやぁーと笑ってでろーっと吐き出します。
そしてひたすら吸いません。

産まれてからずっと母乳育児なのですが、母乳の大変なところをいくつか。

まず赤子が吸いやすいおっぱいというのは「柔らかく伸びの良い乳首」。
というわけで母乳はやりの昨今、妊娠中から乳首を揉んだり摘まんだり引っ張ったり、吸われる摩擦に耐えるために乳輪をこすったりと、乳首マッサージにいそしむのです。
ちなみに妊娠すると乳首も乳輪も大きく、色も濃くなります!
で、どうやら妊娠中からびしゃびしゃ出るタイプとまったく出ないタイプがいるみたいで、わたしは前者でした。
臨月になる頃には、ぴゅーっと飛ばせました(笑)

母乳は乳首のいろんなところからシャワーみたいにでます。
そして助産師さんに「これなら大丈夫!心配ないわね」と言われてました。

が!しかし。
おっぱいを飲む当の本人が下手くそだったんです、飲むの。
赤子は乳首をくわえるとき、口を真空状態にして吸います。そうすると余計な空気が入らず、むせることなくスムーズに飲めます。
なのだけど王子はその「真空状態」ができず…
何度もトライするのにうまく真空にできず、真空にできないとうまく飲めないので怒り、あげくに泣き出す始末。
でもわたしは他の子がうまく吸えるもんだとは知らず、そんなもんだと思って頑張って泣いて開けた口に乳首を押し込んでました(笑)
(退院後、検診で下手くそなことが判明)
吸いつくのが上手ければ、寝たまま授乳(通称:添い乳)ができるのですが、それもできず。夜中だろうが、眠かろうが、起き上がり授乳クッションにのせ、吸えない王子が吸ってくれるまで格闘するのです。

母乳育児のお母さんが一度は通ると思うのが張りと乳首割れ。
赤子が産まれて2日目くらいからおっぱいがとにかく張る。張って熱をもって、痛い。
元々でかかったおっぱいがパンパンに張って、リアル叶姉妹。
助産師さんには「タンクが大きいからまだマシねー。普通はもっと張って大変なのよ」と言われました。(妊娠前は女性の象徴だったおっぱいも、赤子ができればタンク扱いですよ)
しかも母乳の原料は血液なので、おっぱいには青い血管が浮いてる…。
想像してみてほしい。叶姉妹の妹みたいな巨大なおっぱいに走る、大きな網目状の青い血管。
自分でもがっかりですよ! こんなおっぱい。

おっぱいがでないと、マッサージしてもらったりするらしいのですが、わたしは何もせず。
張りももっとひどいと冷やしたりするらしいのですが、これもタンク(ひたすらタンク扱い)がでかいので放置プレイ。
本来は上半身へぼうつぶせ、下半身は横向みたいな体勢で寝てたのに、脇の手前の胸の付け根に乳腺の大元ができて腫れてるので痛くてその体勢では眠れないという弊害が…。(上向きで寝るのが苦手なのです)

そして吸われて一週間もすると、乳首に傷が…。
裂けたりする人もいるらしいけど、わたしは乳首にかさぶたのようなものができてました。
「なんだこれは!」とハニーちゃんに尋ねたところ。「うわ!なにそれ!気持ち悪っ。大丈夫なの?」と、非常に失礼な反応。
その少し前から、乳首を吸われるたびに背筋がひきつるくらい痛い…。
よし、吸えたぜ!と、んぐんぐ口を動かす王子を見つめながら「ひぃぃぃ…」と痛みに震えるわたし。ちゃんと吸えた時に非常に痛いので、嬉しいようなつらいような。
すがる思いで出産&育児ようのアロマの本を読んだところ、ミツロウのクリームがいいらしいと判明。
速攻作って、ぬりぬり。王子が吸い終わったらぬりぬり。お風呂あがりにぬりぬり。まだ1日10回以上おっぱいを飲むんだけど、その後にとにかくぬりぬり。吸う前にはガーゼで拭くんだけど、夜中は眠くてたまに拭くのを忘れてたけど気にしない(笑)
1ヶ月もすぎる頃には、クリームも必要なくなり、吸い終わる王子の吸った形につぶれてて、王子が吸ったまま頭をそらしてもびよーんと伸びるように。
おっぱいも張ったからと搾らずに我慢すると(搾ると楽になる)、王子の吸う分だけ生産するように。
まさに王子仕様のおっぱいになりました。

それでも供給過剰な時もあり、口の中に吹き出す母乳に耐えられず王子が吐き出すとこんなことに…↓。すかさず写メる母です(笑)
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10:45 | 母乳育児 | ■母乳育児、これが大変でした。 はコメントを受け付けていません