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2009/01/13

新年の挨拶も恥ずかしい時期になりました。
そろそろ仕事生活にも体が慣れてきたころでしょうか。
今年も、ポツポツと、広告や誘惑コミュニケーションについて記していきます。
個人的にこんなことを考える人もいるんだ、という程度に楽しんでいただけるとうれしいです。

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新年会を「ネット生中継」してしまいました

先日、広告制作の先端クリエーターと、ネットコミュニティの先端ビジネスプロデューサーのお二人をお招きして、新年会を行いました。

もともとは、メールでの軽い議論が盛り上がったため、それについて飲みながら喋ろうという企画だったのですが、二人ともネットとマス広告の両刀遣いの「先端広告人」なので、せっかくだから話を記録したいといったところ、「なら、そのままネットで生中継」しようという話になり、飲み屋の個室にパソコンを持ち込んで食事をしながら、その様子を垂れ流しにしました。もちろん、視聴できる人は社内関係者に限定してですが。

直前に案内して、視聴している人からケータイメールで質問や感想ももらいながら進行しましたが、結構いろんな人が「おもしろい」とか、「これはどうなの」などのコメントをしてくれて、四人だけで飲んでいるのだけど、参加者は多数という感じで非常に楽しかった。

こういう体験は、ネットで動画コミュニケーションが(ちょっとした準備があれば)できるようになったからでもあり、あたらしい「宴会」のあり方、楽しみ方だなーと非常に感銘を受けたわけです。ひさびさに「新鮮な体験」でした。

物理的には「宴会をスカイプで共有」すれば同じなのでしょうが、聞いている人は仕事の関係者ばかりであまりバカなことばかりも喋っていられない。また、テーマや式次第は事前にお二人に知らせておいたため、「半・パブリックな座談会」として実施したものだったため、それが逆に緊張感をもたらして、刺激的な話になったのだと思います。

これって、おもしろいよ、ほんとに。皆さん、検討してみてください。オススメです。

テーマは「2009年広告人は何を考えるべきか」

さてさて、その「生中継」のテーマはとっても真面目。ふだんから仕事をべたべたにしているわけではない人を招いての座談会兼宴会だったため、個人的に改めて質問したいことをならべてみました。

・ネットでの人気とマス広告での浸透をどう関連して考えるべきなのか
・ケータイ小説はなぜうけたのか(あんなに貧相なプロットばかりなのに)
・2009年の広告企画人は何を考えればいいのか

その内容は、国家機密に近い(ホントか)のでここでは公表できませんが、非常に興味深く、生中継を聞いていた人にも刺激的だったのではないかと思います。

一つだけ、キーテーマとして上がっていたのが、
「インターネットって、もっと個人や社会を変革するものだったんじゃない?」というものです。

検索広告やバナー広告、ネットコマースやアフェリエイトなど、ビジネス的な広がりばかりが語られやすい昨今ですが、インターネットが登場したときはもっと「社会の仕組みが変わる」「個人の社会への関わり方ががらっとかわる」といわれ、それを期待したのではないでしょうか。

それをゲストの一人は「インターネットが普及すると『ニュータイプ』に人間が進化すると思ってたのに、今はインターネットのおかげで忙しくなっただけじゃん」と語っていました。ちなみに、彼はガンダム世代です、もちろん(^_^)

企業のマーケティング・コミュニケーションとしての「広告(費)」をネットの活動の源泉としてみることに間違いはないのですが、従来型の広告の発想と仕組みだけをネットに持ち込むことの限界もあるはずなのです。

そうした、「インターネットの本質的な可能性」にもう一度目を向けることで、新しい広告の姿が見えてくるかもしれません。それを、腰をすえてしっかりと考え行動してみることこそが、2009年の広告人の考えることの一つだろうと思います。

(詳細は、個人的に質問してください。どーしても、という方とは相談の上(^_^) )

個人が参加することの大切さ

このJunkStage自体もそうですが、「無名の個人」が参加して発信しています。
そのことだけ見ると、あまたあるブログや個人HPと同質です。
でも、今回の「宴会生中継」をやって実感したのは、それを「受け取る個人」の顔が見えていることの大切さです。あの人が見ている、読んでいるから、という緊張感。
それが、「無名の個人」の発信を価値のあるものにするのです。

コミュニケーションというのは発信だけでは成り立ちません。同時に、受信(可能)者数だけでは本来的に語れないものです。
受信している「個人」が特定され、さらにその人から「反応(コメントなど)」が期待できるという状況を意識することで、コミュニケーションは成立するものです。
この「コミュニケーションの緊張感」があってはじめて、価値のある(おもしろいとか、創造的な)対話が成立するのです。

「発信者」だけでなく「受信し、かつ反応もできる個人」が参加することで、ほかにはない面白く、ためになる、存在価値のあるコンテンツができるのではないでしょうか。

映像のリアル・音声のリアル

話は「宴会生中継」に戻ります。
生中継というのは、じつは不便なもので、金曜日の19時から21時でもあり、普通はそんな番組を見ていられる人は少ないのです。
そこで、「記録」として動画デジカメで一部始終を録画もしてみました。
後日見たい人のためですね。

これが、後日見て、大笑い。

絵だけ見ていると、単純においしそうに食事をし熱燗を飲むだけの人が延々写っているのです。
これはいかん。
「二時間も他人がうまそうに豚シャブ食ってんの見てられるかー」と怒られること必至です(^_^;)
どーしよーかなー。まだ、他の人にこの「食事ビデオ」見せてません。

話は貴重で面白かったんだけど、だからこそ生中継でもみんな聞いてくれたんだけど、、。
生中継のリアルさと、録画した映像のリアルさの、大きな違いにあらためて気づいたりもしております。

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私(やま★しろ)の今年のモットー「さらに一歩踏み込んでみる」。
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おもしろそうであれば、一歩さらに突っ込んでみると、何か見える気がします。
みなさま、今年もたのしい「誘惑」しましょうね。
ポツポツと、お付き合いよろしくおねがいします。

(了)