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2010/01/05

グレゴリオ暦、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

台灣で年を越したが、新年を迎えた感じが全くしません。こちらの正月休みは、1月1日だけ。NHK紅白を見ながら、気分を盛り上げようとしましたが、何事もなかったように年が明けました。テレビの中継で、世界一高い台北101ビルから打ち下げされる花火中継を見ながら、日本と時差1時間の台灣が新年になったことを知りました。ちなみに、台北101(509.2m)は、2010年1月4日にドバイに完成したブルジュ・ドバイビル(828m)に世界一の座を奪われました。

新暦の正月を祝う日本は、アジア諸国では少数派で、台灣や中国、韓国などの殆どの東アジア諸国では太陰暦、いわゆる旧暦の正月を盛大に祝うため、正月休みはまだ先です。旧暦は、月の満ち欠けを基準にした暦で、新月 (朔)となる日をその月の一日として日付を数えます。三日月は三夜、半月は七夜や二十三夜、満月は十五夜です。一方、現在一般的に使われている西暦は、太陽暦、いわゆるグレゴリオ暦や新暦と呼ばれるものです。グレゴリオ暦は、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が制定してもので、太陽の動きを基準に1年を365日とし、4年に1回閏年を設けて366日にし、400年に3回は閏年とせず平年とする。詳しく言うと、西暦年を4で割り、割り切れる年は閏年となります。但し、西暦年を100で割り、割り切れる年は閏年とはしません。更に、西暦年を400で割り、割り切れるとしは閏年とします。閏年が何故こんな複雑?な定義なのかというと、太陽が地球を回る周期が365.25日であるために、太陽の動きとカレンダーがずれてきてしまうからです。日本では、明治5年(1872年)にグレゴリオ暦が採用され、明治5年12月2日の翌日が明治6年1月1日になっています。

さて、2009年の旧暦1月1日は、2009年1月26日でしたが、2010年の旧暦1月1日は、2010年2月14日です。これは、2009年の5月と6月の間に閏月が挿入されたので、2010年の旧暦元旦は、2月中旬にずれ込みました。 月の満ち欠け(1朔望月)は、29.3 〜 29.8 日の間で変動し、平均周期は29.53日ですので、旧暦の1年は354.36日になり、1年間で約11日、新暦より短くなります。これでは季節(太陽の季節変化)と月がずれて困るので、閏月を導入し、1年が13ヶ月になる年が旧暦には設けられます。19年に7回程度、この閏月を導入します。中秋の月(十五夜祭り)の時期が、大きく異なる理由も同じです。

台灣では、新暦や旧暦の正月を迎える頃には「新年快楽 (xin nian kuai le; シンニィェンクアイラ)」というのが挨拶となりますが、日本の「あけましておめでとう」とは異なり、むしろ「A Happy New Year」に近い表現です。従って、新年が明ける数日前から「新年快楽」が「良いお年を & あけましておめでとう」という意味の挨拶として使われています。

台灣の旧正月が訪れるまでは、あと1月余ありますので、仕事ももう一踏ん張りといったところです。

2010年は、いよいよ小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還します。

小生も台灣を拠点に、今年も世界を東奔西走して研究活動を繰り広げていくことになりそうです。みなさまと地球の何処かでお会いできることを楽しみにしております。

2010 New Year Card

2010/01/05 04:02 | 台湾 | No Comments

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